スマモバと言えば「+F Fs020W」が一般的でしたが、最近その後継機となる「+F FS030W」が登場しました。
これまでの「+F Fs020W」については下の記事を読んでみて下さい。
【+F Fs020W】ポケットWi-Fi(モバイルルーター)「スマモバ」を開封、料金や初期設定など
今回は後継機となる「+F FS030W」を使う機会があったので早速レビューします。開封から使ってみた感想、「+F Fs020W」と比較してみました。。
スマモバ新型「+F FS030W」開封
ではFUJISOFTのモバイルルーター「+F FS030W」を開封します。前回のFS020WもFUJISOFTです。
外箱を開けると本体が丁寧にはいっています。パッケージ内は以前と同じく本体やアダプターなど、少量しか入っていません。
では取り出してみます。
入っていたのは「クイックスタートガイド」、スマモバ「+F FS030W」本体、USBケーブルと充電用電源です。このシンプルさがいいですね。
本体上部に先ほどのUSBケーブルをさすUSBミニ端子があります。
本体とUSBケーブルをさした様子。このようにして充電をします。PCとさしても充電できますが、コンセントから充電する方が早いのでおすすめです。
本体側面、WPSボタン。簡単に無線LAN設定をするときに使います。
上部左斜めに根付ストラップを通せる穴があります。本体は渋いので可愛いストラップを付けるといいかもしれません。そして落とさずにすみます。
本体裏側を開けるとバッテリーが入っています。それを外すと中にSIMカードが入っていました。
手に持ってみました少し厚みがあるので重みはありますが、気になるほどではありません。前回の「+F FS020W」より厚みを感じます。
開封は完了です。では電源を入れてみます。
中央したのボタンを長押しすると「FS030W」と表示され起動します。しばらく待ちましょう。使えるまでは赤色が点灯。
起動が完了したので緑色にボタンの色が変わっています。アンテナやバッテリー残量が表示されています。
以前の「+F FS020W」よりも表示がカラフルになり見やすくなっています。パッ見でよくわかりますね。
Wi-Fiに接続、初期設定
ここからは初期設定。スマホやタブレット、iPod touchなどをスマモバのWiFi接続してみます。
まずはスマモバの電源ボタンを長押しし起動させましょう。起動したのを確認して、スマホやタブレットの[設定]→[Wi-Fi]をONにします。するとネットワークを探しに行きます。
その中に「FS030W_〇〇〇〇」というネットワークがあります。これがスマモバ本体のWiFiです。これをタップします(上の画像参照)。
するとパスワードを要求されます。
スマモバ「+F FS030W」のパスワードは、本体に載っています。電源ボタンを一つ押すと表示が2つ目に切り替わります。
切り替わるとプライマリSSID、プライマリKey、無線LAN2.4Ghzという表示がでます。この中の「プライマリkey」がパスワードになります。
これを控えて、先ほどのパスワード画面に入力してください。これでOKです。(その他、セキュリティを強化される方はご自身で設定してください。)
これでWi-Fi設定が完了。インターネットが使えるようになりました。
新機種「+F FS030W」と旧機種「+F FW020W」を比較
新本体「+F FS030W」と以前の本体「+F FW020W」を比較してみました。
スマモバ | +F FS030W | +F FS020W |
サイズ | 7.4×7.4×1.73(cm) | 7.05×7.05×1.66cm |
重さ | 128g | 117g |
連続待ち受け時間 | 600時間 | 340時間 |
連続通信時間(無線LAN) | 最大20時間(LTE) | 最大10時間(LTE・3G共) |
連続通信時間(Bluetooth) | 最大24時間 | - |
通信方式(ネットワーク) | IEEE802.11a/b/g/n/ac 最大433Mbps |
IEEE802.11b/g/n |
無線LAN同時接続数 | 15台 | 10台 |
Bruetooth接続数 | 5台 | - |
USB接続数 | 1台 | 1台 |
セキュリティ | WEP,WPA-PSK, WPA2-PSK | WEP,WPA-PSK, WPA2-PSK |
パッ見で本体がサイズと重くなっているのがわかりますが、これには理由があります。それは電池の量を増やしたからです。
待ち受けだけ見ると「+F FS020W」が340時間だったのに対し、「+F FS030W」は600時間にアップしています。約2倍にアップしていますね。
それだけではありません、実際の通信時間もアップ。旧機種が最大10時間だったのに対し、新機種「+F FS030W」は倍の20時間も使用できるのです。
Bluetoothで通信した場合は24時間、丸1日も使用可能になります。以前の「+F FS020W」はこのBluetooth接続が無かったので、これは大きな特徴と言えるでしょう。
その他を見ると、同時接続数が15台と旧機種10台より5台も増えています。まぁこんなに接続することは無いと思いますが、一つあるだけで複数台使用できるのは、ポケットWi-Fiの大きなメリットと言えるでしょうね。
小さなクラブや集まりでも全員がこのスマモバを使ってネットに繋げることが可能になっています。今回から使えるようになったBluetooth接続だと5台接続が可能です。
時代の進化でネットワーク側の通信方式も増えています。
感想
スマモバの本体「+F FS030W」が新しくなったので、早速開封から、初期設定、旧機種「+F FS020W」との比較を中心にご紹介しました。
実際に新機種を使っていますが、全く問題無し。途中で途切れることはありません。
スマホやタブレットなどでテザリングしネットした場合、あっという間にスマホの電池が切れてしまいます。そういう点と比較するのであれば、ポケットWi-Fiスマモバは複数台同時接続が可能であり、そして電池の持ちも十分すぎるほど。
全く気になりません。艶消しの黒と手に持った感じはとても馴染んでいるので持ちやすいですよ。本体のサイズと重さがアップしましたが、使う時は近くに置いておくだけですからね。
出かけるときはカバンに入れて置くので、重いと感じることは特にありません。
後は気になる通信量ですが、たくさん通信量を使うけど、最大3日で3GB使うことがないのであれば(平均1日1GB)、タフに使えるかなと思います。
以前にも書きましたが、僕は1日中ネットをしたり、サイト運営をしていますが、それでも多く使って1日1GBですね。動画を何度も見ない方は余裕で使える通信量だと思います。
動画はYoutubeは普通に見えました。U-NEXTも少し待ちますが見られます。ただ容量をあっというまに食うので、動画配信サービスに関してはダウンロード機能を使ってオフラインでみることをお勧めします。
このあたりは普段使っている通信量を調べて、比較してみてから判断するのが良いかなと思います。
PC、スマホ、タブレットなどを同時接続することが多い方には、スマモバは向いているように思います。使われる方のニーズにより、スマモバはかなりの武器になります。